2014年1月6日月曜日

大瀧詠一句会・出題

再開第75回目の出題です。大瀧詠一さんを偲び謹んで出題させて頂きます。

【大】
【瀧】
【詠】
【一】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:1月11日(土)24:00(JST)
投句宛先:下記恒信風句会投句専用アドレス宛メールにて
     koshinfu9th@gmail.com

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。

 よろしくどうぞ。

一陽来復句会・作者発表

お待たせしました。今年もよろしくです。

数へ日といふ一日の暮れにけり     朝比古   ダ露不ぽ由亜四
綿虫に陽動されてゐたりけり      朝比古   ダ海不独由
声悪しきオオハクチョウの来たりけり  朝比古   独
火の番の復路の声となりにけり     朝比古   ダ海四
もこもこのもののはみ出すブーツかな  朝比古   あ

一瞬の景色の中に湯豆腐も       露結    海由と
冬ざれやガラスケースに陽の差して   露結    独
来る人の一人は葱を脇に抱へ      露結    朝海不
新幹線の往復切符クリスマス      露結  
クリスマスケーキ匙ですくひて無学なり 露結    けと

一よりも零戦が好きクリスマス     とうふ  
階段を陽はまた昇る大晦日       とうふ   ダ朝ぽ亜
我らみな来客なりし除夜の燭      とうふ   朝海露廣ぽ由亜
復興と似て非なる我が雑煮哉      とうふ  
瓦礫には瓦礫の意地が初凪や      とうふ   け

火の番の知つたる声の一つあり     ダイスケ  朝あと四
しぐるるや陽成院に長き生       ダイスケ  
トナカイにまた来週と言はれたり    ダイスケ  と
拝復の遅れ遅れの年の暮        ダイスケ  不ぽけ
トイプードル跳ねに跳ねたるクリスマス ダイスケ  独と亜

初雪の一筆書きのやうに舞ふ      けんじ   朝廣独あ亜
陽光の消えないうちに日記買ふ     けんじ  
冬霞裂いて来客現るる         けんじ  
復活の合図忘れし冬野かな       けんじ   露独
冬帝の足音低くありにけり       けんじ   朝

雪の夜次元の一つ増えてをり      あんこ   と
短日や陽水流れる喫茶店        あんこ   海廣亜
未来より雪の循環してきたり      あんこ   由けと
ランナーの復路へ散つて冬の山     あんこ   と
恐竜の復元されし霜夜かな       あんこ   朝露独ぽ由と亜

一気一気一気一気去年今年       海太  
初夢の小島陽菜でありにけり      海太    ダ露廣四
忙しくても来てね土竜打つから     海太    ダ独四
妻子一去兮不復還而新年        海太    不
包丁始埒が明かない鍵がない      海太    け

一流の馬鹿でありたし寒桜       独楽    朝海露廣不ぽ亜
数え日や太川陽介のルイルイ♪     独楽  
未来という古き言葉や小晦日      独楽    露ぽと
冬蜂に回復の呪文をかける       独楽    廣由
煤逃げてソースの二度付けは禁止    独楽    朝廣不ぽあ亜
たった今終わりし時計夜半の冬     独楽  

煤逃げや最後の一人とならうとも    廣島屋   不由け
陽子にもこいよといひて年の暮     廣島屋   由あ四
年の市来た道がわからなくなり     廣島屋   ぽけあ
数へ日や予習復習片付かず       廣島屋   海
山茶花や野良猫の人懐こくて      廣島屋   朝

一抜けたと言へぬ未練や去年今年    不孤    廣独と
先輩に澁谷陽一ピラカンサ       不孤    露ぽと亜
来年はよろしくと鼻たたきやる     不孤    露
冬の水洩れて復興特別税        不孤    独
聖樹灯し犯罪といふ朗読劇       不孤    海け

首一度振りて投げ込む冬夕焼      亜紀  
お持たせの一六タルト花八つ手     亜紀    朝廣不
春を待つ厩舎に夕陽あふれたる     亜紀    ダ独由四
往来に人の途絶えて雪しんしん     亜紀    ダ
冬ざれてなかなか来ない在来線     亜紀    ダ廣独ぽ由け四
復誦の後の暗誦ちやんちやんこ     亜紀    ダ朝海廣不
華やぎを添ふる鳥声枯木立       亜紀    海
決断の一瞬はやし寒卵         亜紀    露

寒鴉一方的に怒りをり         由季    け
煤払ふ陽当たりのよき物件の      由季    露不ぽ亜四
来場者みな肩の雪払ひつつ       由季    ダ朝露不あ亜四
眠る山復路もケーブルカーとする    由季    けと四
湯たんぽを小動物のやうに抱く     由季    朝海露廣不ぽけあ亜四

年はゆく光を一縷にぎり締め      ぽぽな   け
枯野道ぼろぼろの陽と人のゆく     ぽぽな   けあ
すこしして柚子湯の柚子のもどり来る  ぽぽな   ダ海露廣独由あ亜四
エチュードに反復記号雪ふりつむ    ぽぽな   ダ独四
終電を逃してしまう冬銀河       ぽぽな   海あ

一月の1を数へるカレンダー      四童    あ
太陽に透かしてみたる手套かな     四童    あ
来年がこの歳時記に載つてゐない    四童  
歳晩の寄り道をする復路かな      四童    由
淑気まだ立たないやうに掃いてゐる   四童    ダ廣不ぽ由あと

以上。(集計:不孤)

2013年12月31日火曜日

一陽来復句会・投句一覧

 遅くなりましてすみません。年をまたいでの選句締切となりますが、
よろしくお願いします。本年はありがとうございました。

【一】
お持たせの一六タルト花八つ手
一よりも零戦が好きクリスマス
一気一気一気一気去年今年
一月の1を数へるカレンダー
一瞬の景色の中に湯豆腐も
一抜けたと言へぬ未練や去年今年
一流の馬鹿でありたし寒桜
火の番の知つたる声の一つあり
寒鴉一方的に怒りをり
決断の一瞬はやし寒卵
首一度振りて投げ込む冬夕焼
初雪の一筆書きのやうに舞ふ
数へ日といふ一日の暮れにけり
雪の夜次元の一つ増えてをり
年はゆく光を一縷にぎり締め
煤逃げや最後の一人とならうとも

【陽】
しぐるるや陽成院に長き生
階段を陽はまた昇る大晦日
枯野道ぼろぼろの陽と人のゆく
春を待つ厩舎に夕陽あふれたる
初夢の小島陽菜でありにけり
数え日や太川陽介のルイルイ♪
先輩に澁谷陽一ピラカンサ
太陽に透かしてみたる手套かな
短日や陽水流れる喫茶店
冬ざれやガラスケースに陽の差して
煤払ふ陽当たりのよき物件の
綿虫に陽動されてゐたりけり
陽光の消えないうちに日記買ふ
陽子にもこいよといひて年の暮

【来】
すこしして柚子湯の柚子のもどり来る
トナカイにまた来週と言はれたり
往来に人の途絶えて雪しんしん
我らみな来客なりし除夜の燭
声悪しきオオハクチョウの来たりけり
冬ざれてなかなか来ない在来線
冬霞裂いて来客現るる
年の市来た道がわからなくなり
忙しくても来てね土竜打つから
未来という古き言葉や小晦日
未来より雪の循環してきたり
来る人の一人は葱を脇に抱へ
来場者みな肩の雪払ひつつ
来年がこの歳時記に載つてゐない
来年はよろしくと鼻たたきやる

【復】
エチュードに反復記号雪ふりつむ
ランナーの復路へ散つて冬の山
火の番の復路の声となりにけり
妻子一去兮不復還而新年
歳晩の寄り道をする復路かな
新幹線の往復切符クリスマス
数へ日や予習復習片付かず
冬の水洩れて復興特別税
冬蜂に回復の呪文をかける
拝復の遅れ遅れの年の暮
復活の合図忘れし冬野かな
復興と似て非なる我が雑煮哉
復誦の後の暗誦ちやんちやんこ
眠る山復路もケーブルカーとする

【当季雑詠】
クリスマスケーキ匙ですくひて無学なり
たった今終わりし時計夜半の冬
トイプードル跳ねに跳ねたるクリスマス
もこもこのもののはみ出すブーツかな
華やぎを添ふる鳥声枯木立
瓦礫には瓦礫の意地が初凪や
恐竜の復元されし霜夜かな
山茶花や野良猫の人懐こくて
終電を逃してしまう冬銀河
淑気まだ立たないやうに掃いてゐる
聖樹灯し犯罪といふ朗読劇
冬帝の足音低くありにけり
湯たんぽを小動物のやうに抱く
煤逃げてソースの二度付けは禁止
包丁始埒が明かない鍵がない

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:1月5日(日)20時(JST)…日曜にしました。
投稿先:恒信風句会
http://koshinfu.blogspot.com/

題に関わらず全体から14句選にてお願い致します。
整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
投句一覧へのコメントとして、投稿して下さい。その際、名前/URLというのを選択して、俳号もしくはご本名を入力して下さい。URLは入れなくてよいです。

ではよろしくお願い致します。