あんこさん、ようこそ。 発表です。
耳に羽根生えて雲雀になる途中 露結 独四
生活の中に鶯餅加へ 露結 独
卒業の結いて解くリボンかな 露結
逃水の中の弦楽四重奏 露結 あ亜
トタン板が叫びながら来る春一番 露結 ら
青空へ羽化せし蝶の遠さかな 直子
雅子妃の「生きるって何?」春浅し 直子
デパ地下と駅ナカ結ぶ春の闇 直子 露独亜四
朧夜や中国製の弦切れて 直子
新入生ひと月前は卒業生 直子 露
サイネリアそこは折られし羽の痕 独楽 あ亜ら
生協のトラックぶるるんと余寒 独楽
梅が枝に母の御籤を結びけり 独楽
少女らの集ひて春の正弦波 独楽 直四
春寒や腰痛堪へ六本木 独楽 朝
春寒し計算づくのテディベア 独楽 直
都合により凹んでゐます春の空 独楽 露朝ら
末黒野のうたごゑに羽ありにけり あんこ 露朝
唇のかたち生き生き石鹸玉 あんこ 露朝亜
水の春幼き指の結ばるる あんこ 直独四
弦の音消えて北窓開かるる あんこ ら
春の夜螺旋となりし物語 あんこ 露亜
音羽屋の嫁取りバレンタインデー らくだ 独
学生でいられるうちは落第す らくだ 朝
春風にピンクのリボン結びたし らくだ
冴返るギターの弦の切れたまま らくだ
この梅は雪を呼ぶ梅ほころびぬ らくだ
一羽のみ残る白鳥完結す 亜紀 直ら四
春北風や学生街に紛れ込み 亜紀 朝直あ
バレンタインデー結び目に手をかけて 亜紀 四
弦楽器後ろに控へ春の宵 亜紀 朝ら
春の夜の運ばれてゆく躯かな 亜紀 直あ独四
朧夜の往生際を考ふる 亜紀 あ
恋猫の故郷を聞く電話口 亜紀
梅苑にひとひらの羽拾ひけり 朝比古
生活のあはひを飛んでしやぼん玉 朝比古 直亜ら四
結線の混沌として春の塵 朝比古 直
朧夜に鳴る飴色の弦楽器 朝比古 露あ亜
卒業証書すぐに丸めてしまひけり 朝比古 独
暗闇をやさしく殺す春の羽 四童 朝
川生るるところ一層百千鳥 四童
結成し再結成し鳥帰る 四童 露あ亜ら
弦触るるあたりの固き春灯 四童 独
終はりには涙は要らず鳥曇 四童 あ
以上。(集計:不孤)
初めまして。改めてよろしくお願い致します。
返信削除(評のところに余計な記載をし、失礼しました)
あんこ(柏柳明子)といいます。
普段でも作り、かつ他の方に見て頂きたく、
ネット句会をさがしておりました。
採って頂けて、ほっとしています…
また、投句させていただきます。